診療所への「予約管理システム及び患者動静把握システム」の導入までの概要フローとその後の対応についてご紹介します。
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システム導入の前に、現状の問題意識などを、ヒヤリングさせていただきます。それによって、システムの導入による効果があるのか一緒に検討させていただきます。
ヒヤリングによる現状の問題点や導入の目的(患者の重篤化の防止、待ち時間の改善など)、あるいは分析したい内容などをまとめ、システム導入による改善(案)と見積書をご提示いたします。
導入に当たって、ご提案に基づく、予約システム導入の手続きや待ち時間のシミュレーションなどを行い、今後の準備事項やスケジュールなどのすり合わせを行います。
システム導入の手配を行い、導入スケジュールの調整、準備事項などを確認します。また、スタッフへの説明及び円滑に移行するための事前準備を行います。
システムを導入して、操作説明や分析内容などの説明とトレーニングを行います。
システムを本番に移行します。 ※初日は担当者が立ち合います。
システム導入後の予約患者のリピート率、患者の在院時間や待ち時間、検査時間などのデータを収集し、患者の動静の分析を行い、改善点などをご報告いたします。ご要望によって、3か月毎、半年毎、1年毎にご報告致します。 また、改善のPDCAサイクルの構築など継続的にフォローいたします。 |
上記、「診療予約・患者動静システム」を利用して、待ち時間や在院時間を分析した事例を詳細に掲載しています「ストーリーで語るリスクマネジメント論(リスクマネジメント事例集)」第4章・第5章をご参照ください。
診療所の悩みを解決するヒントが下記のサイトにあります。ご参照ください。
【参考になる関連情報】
何故、待ち時間を改善し、患者満足度の向上・リピート率の向上が必要なのでしょう。「診療所のシェアは何で決まるのか」をご参照ください。
何故待ち時間ができるのでしょう。ORの「待ち行列理論」に基づき、診療所で待ち時間ができる要因と待ち時間の対策に最も有効な方法を説明しています。「なぜ待ち時間ができるのか」をご参照ください。
予約は診療所ができる待ち時間対策として最の有効な対策です。しかし、予約システムのメリットはそれだけではありません。患者満足度の向上を図りリピート率の向上を図るためにも必要なシステムです。「予約管理が必要な理由」をご参照ください。
待ち時間を改善するためには、予約をうまく活用することだけでなく、継続的に現状を正確に把握し、正しい対策や改善策を検討するPDCAサイクルの構築が不可欠です。その必要性については、「待ち時間の把握と分析」をご参照ください。
ORの「待ち行列理論」による待ち行列対策(待ち時間対策)は予約が最も有効です。では、予約を導入すれば待ち時間は改善されるのでしょうか。それだけでは不十分です。その改善方法について説明を加えています。「待ち時間の改善方法」に記載していますので、ご参照ください。
待ち時間の改善事例ついては、「改善事例」をご参照ください。予約患者が思った以上に早く来ていることも分かります。診察までの待ち時間以上に在院時間を把握し、対応することが重要なことが分かります。
近年、予約システムは多くありますが、活用方法を間違うと待ち時間が長くなるだけでなく、患者満足度も低下します。また、予約管理だけの機能では不十分です。患者の院内の実態を把握しなければ、待ち時間がどのように改善されたかも把握できず、最も重要な改善を継続するPDCAサイクルの構築はできません。「診療予約・患者動静管理システム」をご参照ください。
これらをまとめて整理している「ストーリーで語るリスクマネジメント論(リスクマネジメント事例集)」第4章・第5章もご参照ください。診療予約・患者動静システムを利用して、待ち時間や在院時間を分析した事例も掲載しています。